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島田咄嗟日記

2014年2月

ドラマ

2014年2月15日 15:02  

 今はそうでもないけど、三十路を迎えるまではテレビっ子、いやドラマっ子だった。テレビガイドで新番組をチェックして、それらをすべて予約録画しバイトへ。出不精といえども用事で外出することがあったので、3倍速で録画したVHSがどんどん積み上げられ、事務所のようになったこともあるほどだ。
 東京ラブストーリーから33分探偵、合言葉は勇気、「いいものはいい」で幅広く楽しんだ。ドラマの魅力が、映画への関心を遠ざけた。初めて見た映画はおそらく「ゴジラVSビオランテ」。ちゃんとストーリーを覚えているという意味では、「ゴッドファーザー」。もっと早く映画デビューしていれば、学生時代に受けた軽いいじめを回避できたかもしれない。早くから映画を見ている友達は、精神年齢が高かった。
 「古畑任三郎」をきっかけに、三谷幸喜さんの作品を多く見た。後に「振り返れば奴がいる」も三谷さんだと知って、引き出しの多さに驚いた。歴史、時代劇に関心がなかったが、作・三谷幸喜(脚本・三谷幸喜ではないのがミソ)「新撰組」で前よりは興味を持つようになった。どんどん出世していく件は、音楽業で結果を出せない自分を勇気づけた。
 今はあまり見なくなってしまったけど、妻の見ている「最高の離婚」の再放送、スペシャルはおもしろくて横で一緒に見てしまった。
 現実は、月9よりも奇なり。矛盾するけど、フィクションほどノンフィクションなものは無いと思う。

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島田 智和

9歳の頃、「世界中に音楽の素晴らしさを広めたい」という想いから隣の空き家の門をたたく。 高校卒業から1年3ヵ月後の1998年6月、「韻シスト」を結成、及び命名。
ギターを担当。
翌年5月、「韻シスト」を脱退。
その後、幽玄としてのソロ活動、うさんくさ韻・カラクリ人形・創造人・逆関節クルーでの活動を経て現在に至る。

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